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大垣シンポジウム報告
00石臼豆腐シンポジウムIN大垣は盛会裡に終了しました。 大垣での講演会は参加者200名を越え、開会は講演開始より10分はやく司会者の挨拶の予定だったが、その頃受付に多数の人が並んだため開会を10分遅らせることになった。講演開始後は立っている人もある状態だった。 特別講演の現代技術評論家の星野芳郎氏も「石臼でこんなに盛会なのか」と。
ドッと押し寄せたので受付はテンヤワンヤ。受付嬢は1998年粉体工学研究室卒の井上理咲子さんと洲脇令子さん。なんと2人とも講師席があるのに受付で手一杯。肝心の講演を聞くこともできない。それに不足のコピーにも走らされる。それには目もくれずに人使いが荒い教授はノホホン。相変わらずの三輪流だ。
後援: |
日本粉体工業技術協会 岐阜県,大垣市教育委員会,大垣市商工会議所,養老郡上石津町 中部日本新聞社 |
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場所: | 大垣市-奥養老 |
テーマ: | 豆腐は石臼豆腐に限る |
--- 水の都大垣を豆腐の味で --- | |
日時: | 平成12年7月1日(土)-2日(日) |
会場: | 岐阜県大垣市情報工房5 Fスインクホール |
講演:13:00-14:45(10分遅れで予定通り進行しました)
13:00-14:45
1. (15分)基調講演:石臼豆腐復活のシナリオ 同志社大学名誉教授 工学博士 三輪茂雄
現在の豆腐はスーパーの経営戦略に押しまくられて、1丁50円を割る価格までになっている。そもそもスーパーの儲け過ぎが豆腐を粗悪化している。一方でこだわり豆腐と称して1丁1000円を越える価格がまかり通っていて、消費者は唖然とするだけである。ここでは粉体工学から見て原理的に石臼豆腐を単なる粉砕機械として扱って来たことの誤りを正す必要をのべ、豆腐は石臼豆腐でなければならないことを強調した。そして家庭で主婦が自力で豆腐を作っている1丁豆腐製造器械を開発したことを器械の展示によって示した。(講演要旨)
2. (10分)初心の石臼豆腐試作イベント参加の想い出 同志社大学粉体工学研卒学生 井上理咲子,洲脇令子
3. (15分)高速回転器械と石臼の科学的食味評価の試み 同志社女子大学教授 理学博士 山本 寿
4. (15分)韓国の豆腐食 中央大学家政大学名誉教授 理学博士 尹瑞石(韓国食物学の権威)
5 (15分)沖縄、台湾の豆腐食 大阪学院短期大学助教授 竹井恵美子
6. (15分)ベトナムで思ったこと 桧山タミ料理塾〃長 桧山タミ
7 (15分)石臼は粉砕機であるとともに混練機械でもある 橋本技術事務所 工学博士 橋本建次
8. (15分)食味評価法の基本-抹茶の例に準拠して- 前京都府立宇治茶業研究所技師 大西市造
14:45-15:00 休憩(ここで石臼で造った豆乳を賞味していただいた)
15:00-16:00
9. (60分)現代技術史とはなにか 現代技術史評論家 星野芳郎
星野氏は技術は人にやさしいシステムでなければならないという技術論を分かりやすい事例でジュンジュンと説く。なるほどなるほどと全員うなずいた。
夕方 ,会場を変え,18:00-20:00
奥養老((社)かみいしづ緑の村公社(養老郡上石津町上多良 1-1 )で石臼豆腐を賞味する会を開催した。 大垣で正真正銘の本物の豆腐をつくった大橋食品社長大橋正二氏の苦心談を聞いた。
第二日 家庭用90ワットのスマートな最新鋭の電動豆乳製造機の展示実演し周囲に集合して意見交換。新しく完成した富田新一社長が質問に答えた。値段はの質問にまだ作ったばかりだ。計算してないと。
(京都市内のこだわりの豆腐店にも案内状を送ったが返事もなく出席もなかった。したがって三輪茂雄が最近の京豆腐はいずれもにせものという説がまかり通った。これで三輪茂雄は京の町中を歩けない。月夜の晩ばかりとは限らんぞ。)