豆腐屋はイメージチェンジしているが
昔の豆腐屋は薄暗い民家の片隅が普通だった。朝日新聞の天声人語氏がそのことを書いたので私は時代錯誤と抗議し、返事をもらった。
昔の豆腐屋のイメージ
ところが現在の豆腐屋はいっぱしのスモール化学工場だ。それも衛生検査が厳しいからクリーンだ。豆腐屋のおやじは社長で、息子の専務は大学出が普通 だ。クール宅急便もあるから、IT(情報技術)を駆使して全国へ配送も可。豆腐屋は朝早く起きて朝日が昇る前に配達に巡回することもない。
だがメインの機械臼はどこにあるのか。グラインダーと呼ばれて高速回転する粉砕機械であるが、配管の間に隠れている。これはどこかおかしい。アンバランスだと思うのは私だけではない。