粉体工学とは?
もし人類が石臼で粉をつくることを発明しなかったら、人類にエジプト文明も、したがってローマ文明もなかった。
現代文明はすべて新しい粉を作り出すことに依存している。
21世紀の粉のハイテクは原子・分子を自由に操って粒子を設計してのぞみの大きさと形に整える方法を次々に開発している。
- 粉体は固体、液体、気体とならんで、もう一つの体(態)
- 粒の大きさの制限はない。粒は固体でなくてもよい…
- なんじゃそれは?
日本ではじめて粉体なる語をつかった学者は、1933年寺田寅彦先生だった。
これを専門に研究する学問が粉体工学:
<A HREF="http://www.iijnet.or.jp/icpt/">粉体工学情報センター</A>
粉体工学会(http://www.iijnet.or.jp/SPTJ/)http://www.iijnet.or.jp/SPTJ/
それに関わる業界団体は日本粉体工業技術協会
(http://www.iijnet.or.jp/APPIE/)、
固い話はいやという方はつぎへ
幼児向け絵本『粉がつくった世界』http://www.bigai.ne.jp/~miwa/miwa/miehon.html
小学生向け小学5年国語の「粉と生活」(これは昨年まで文部省国語教科書だった)に加筆。
本気で勉強するなら大学生向け『粉体工学通論』三輪茂雄著(日刊工業新聞社刊)
人類と粉との初の出会いは何時か?洞窟絵画の絵具づくりではなく、何と火の発見と粉は複雑に
関連していた。そしてそれこそ火口の秘密であった。
そして、現代は粉だらけ…。
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