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なぜ石臼を追いはじめたか (目下製作中

 いまでこそ石臼復活は現実のものとなり、NHKテレビにも動いている石臼がたびたび出るようになった。しかし私が石臼を追って全国を歩きまわっているころは高度成長期の1980-2000年代であり、石臼は過去のものとして、捨て去られ、お寺の敷石になったり、石臼供養塔になったりするのが、精一杯だった。その頃石臼製作の弟子入りしたり、石臼を追って全国行脚している私の姿は異様に見えたのも無理はなかった。

 それも工学部という最新情報を追う学部の教授とは不思議であり、私の学位論文を審査した教授からも、「君、そんなのは退職してからにしたら」と警告されたものだ。

 それには長い長い経緯をまじめに語らねばならない。長い話になるので、ここでは幾つかの章にわけて語ることにする。

1. 原始農業体験は偉大な大学だった

2. 資本論に出ていた石臼

3. 現場技術者に徹する

4. 石臼大明神の出現

5. 京友禅の石臼との出会い

6. エコロジーとの出合い

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