リンク:鳴き砂って何? | 鳴き砂はなぜ鳴くの
? | 蛙砂とは ?
外国では鳴かなくなった砂を killed sand (殺された砂) と呼んでいます。
現代文明は砂から見れば殺し屋。人が消される推理小説(講談社ノベルスと徳間文庫)
にも、網野町の琴引浜や能登のごめき浜などが登場するのは当然でもあり光栄ですが、
小説の中に明らかに私らしき人物が登場したのには困惑しました。一方はテレビドラマ
にも出て、あわてん坊の友人に心配をかけました。
この2冊の本を、ある図書館に鳴き砂の参考書として推薦したら、丁重に断わられた ことがあります。図書館の人はよく読まなかったようで、訳を話したら推薦して頂け
ました。小説ながらも正確な内容なので、私もここで作者に無断で引用の引用を させて頂く事にします。なお能登泣き砂の殺意はテレビ朝日1991.11.20で放映され、砂が鳴く音もでていた。
(なお、両書とも 拙著 『鳴き砂幻想』 (近代文芸社刊) や 『粉の文化史』
((新潮社刊) などからヒントを得たものである)。
極秘情報
丹後鳴き砂殺人事件の表紙に出ている美女は 仁摩サンドミュージアムのコンパニオンだという噂がある。どなたか見かけた方は 情報を下さい。(某テレビカメラマンからの情報。)
以下は科学捜査用的資料:
上図は発音特性をもつ鳴き砂(左) と鳴かなくなった砂(右)の電子顕微鏡写真です。 この写真をとるために砂約50グラムを発音用ガラスポットに入れ,タバコの灰を一つ入れました。そして発音を繰り返すと,約20回付近から音がすこしずつ低くなり,50回で完全に発音特性を失いました。肉眼ではなんの変化もありません。日本の大部分の砂浜 では、今はほぼこのような状態にあります。犯人は土木工事や農業排水流入、それに 無処理生活排水の流入などが原因です。その復活の一つの方法は約50グラムの砂を熱湯に入れ,約30分煮沸させると音が回復することがあります。テレビで実演するのは何時もこれです。
発音テスト用ポット(パイレックス ガラス製)