水中で鳴く鳴き砂 |
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1997年になって、太古のロマンはさらに深まった。
蛙砂をさらに1000時間位かけて洗うと新しい現象が現われる。水中の蛙砂は容器 (蛙砂セットとして飯豊町が商品化している,7cm直径長さ10cmのアクリル管)の中で、 静かに約31度傾斜させると、砂の表面だけが静かに流動し、ヒーーという連続音を出す。 2-3m離れて十分聞こえる音。これはいままで発表されていない特殊な音。猫に聞かせると 警戒の態勢をとる。
ふしぎなことにこのときの持続音の音波波形は沙漠のブーミングサンドと同じであり、 31度という角度も沙漠と奇妙に一致する。沙漠へ行かなければ聞けないブーミングサンド の実験ができるようだ。
この現象は遅谷の砂のように98%が石英でなければ起らない。最高でも50%石英の、 日本の海の鳴き砂では不可能だ。