環境ホルモン

　朝日新聞では、「特定の生物に害を与えることが判明したものとしては、船底の塗料に使う、有機錫化合物があり、日本近海の巻貝38種のほとんどが両性化してしまった。」 とある。私が現実に見た島根県や京都府丹後半島の鳴き砂の浜辺で、微小貝が全滅に近い状態になったのもこれだとなると、 ヒシヒシと迫りくる人類の危機を意識せざるを得ない。

読売新聞では「性ホルモンかく乱物質を日本の環境庁が都市周辺の河川で検出」と報じた。

　下記の本は環境ホルモンについてのベストセラーのトップらしい。 下記の書物は、アルバート・ゴア　アメリカ副大統領の序文つきであった。
　約30年前に出たカーソン著『沈黙の春』が農薬の危険性を指摘して、 PCB,DDT,ダイオキシンなどの害が知られるようになったが、それよりさらにこわい話だ。