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東南アジアに鳴き砂の発見続く


まだ人類が出現していなかったころ
   太古の日本列島から東南アジアに向けて
     白砂の浜が一直線に続いていた
        その上を列島の住人(怪獣)たちが歩いていた
          不思議な大地のメロディを奏でながら
            この鳴き砂の夢 謎の一直線をゆく調査の旅

 1968年に橋本万平神戸大学教授はこう書いています。

日本列島の鳴き砂はほぼ地図上で一つの直線の近くに散在している。その所在地は白山 火山帯とその延長線上にあるようになり,地質学的に特別な意味があるのではないかと 思われる。
 その後、1985年までにその空白を確実に埋める発見が 続きました。
 さらに中国出身の2人によって中国やベトナムへ延長され,昨年には米澤晋彦神戸葺合 市立中学教諭らからタイの鳴き砂情報が寄せられました。ついにインド洋のアンダマン 海まで伸びたことになります。この東アジヤ・アセアンベルトともいうべき一直線は 何を意味するのか? あまり深刻に考えないで謎のまま残すのが楽しいかも?

 1996年3月26日 関空発27日-29日とタイを訪問しました。たしかに一直線上に鳴き砂 は存在しました。そしてこのホームページでタイのさわやかな砂の声を紹介する予定で あったのですが,残念なことに現地は変り果てた有様。たった1年のタイの激しい 観光開発の進行で,砂はすでに歌を失い,ビーチパラソルの群れを見に行った結果にな りました。ホワヒン ビーチは勿論のこと,プーケットのカロンビーチも同じ。 全員ガッカリ肩を落として帰国しました。したがってここに紹介することはなにもあり ません。かってわが国でたびたび見た鳴き砂滅亡の悪夢を思い起こしただけでした。 (以上第8次世界鳴き砂調査団報告です。) これについて発見者米澤晋彦氏よりのコメントをいただいています。
 この8月に米澤晋彦氏は謎の直線上を旅し,ベトナムで新しく2つの優秀な鳴き砂のビーチを発見されました。

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