1996年8月米澤晋彦氏
  アセアンベルト上のベトナムで鳴き砂の浜発見

以下は寄せられた氏のメモです。


ランコービーチ,ノンヌオックビーチとも大学へ持参して確認した結果,発音特性は良好でした。
ランコー ビーチ(Lang-co): 中部最大の都市ダナンから北西に約40キロ,ハイグアン峠を下り切った場所。バイクで約1時間半。2kmぐらいのビーチはビニール袋などのゴミが結構落ちていたが,鳴き砂は最高。まるで雪の上を歩いているような感触。鳴くのは海岸から少し離れた幅約20mの部分。遠浅の海らしい。
 ノンヌオック ビーチ(Bai-tan-Non-Nuoc):  ダナンから南に約10km,車で20分の場所。3kmぐらいのビーチは結構きれい。ゴミは木の破片のようなもの,または果物の殻や種子。貝も多数漂着していた。鳴くのは岸から少し離れた幅約5-10mの部分。数年後にはアメリカ企業がリゾート地にする予定とか。
 ドックレット ビーチ(Bai-Bien-Doc-Let): カインホア省都ニャチャンから国道1号線を北に約40キロ。バイクで約1.5時間の場所。ニャチャンの旅行社の話ではぬれた波打ち際を歩くと鳴く(call)とのことだったが,当日は聞けなかった。2kmぐらいのビーチは数人の人がときどき清掃していてきれいで,打ち上げ貝も多数。鳴くのは岸から離れた幅約5mの部分。遠浅の海。

                                      ランコービーチ(北側を望む:米澤氏撮影)

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