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大垣市の火打研究家堤 正樹さんは地図上で燧の文字があればその付近には燧石があるという。すでに大垣市や養老町で発見している。今度は琵琶湖の北方福井県の今庄だ。現地に行ってみると燧橋、燧の標識、燧公民館、そして燧ケ城。この辺りがくさい。そんなときはお寺に行くに限る。すぐ向かいにお寺の屋根が見えた。あそこだと山門を入る、真宗出雲路派専念寺。ご住職らしき人物に「燧の研究者ですが」というと、快く堂内へ通され早速燧談義がはじまる。堤さんが火打ちセットを出して発火実演。「オー」と感激の住職。実はこの寺の裏山にいっぱいあるという。

 さっそく長靴を借りてちいさな谷川をのぼればあるはあるは。赤い筋入りの青石だ。純白もある。発火性能は抜群だ。

燧橋での大垣の堤 正樹さん