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微小貝復活

1995年丹後半島・琴引浜で微小貝が復活の兆

 1995年6月、現地鳴き砂を守る会の会長.松尾庸助氏採取の貝入砂の試料(2mm上370g) から100gに縮分したものから、破損していない打ち上げた貝殻を拾い出し、 下記の同定選別データが得られた。
 これは1991年以降ではじめて見られた復活の兆である。 下記は巻貝のデータである。31種が確認できた。ほかに二枚貝9種307個体、 傘貝類 4種 52個体 が確認できた。回復の兆しが見られるが、今後の継続観測が必要である。 なお上記試料は1996.9.14.開催された中国鳴沙調査報告会で公開され、見本が展示された。 上記の試料はすべて1995年の記念品として参考のため保存している。
和名 個体数
イキオイクリムシガイ 1
ウラウズガイ 3
オガサワラリソツボ 1
カイコガイタマシガイ 9
カニモリガイ 15
キサゴ 8
キリオレガイ 29
コゲチャチビクチキレガイ 2
ゴマフクリムシガイ 1
コメツブガイ 21
サガミイトカKガイ 5
ザクロガイ 10
シラゲガイ 8
シロイトカケガイ 10
スジウネリチョウジガイ 22
スズメハマツボ 2
タカラガイ 1
タマキビ 9
タマツボ 1
チグサカニモリガイ 1
ツヤモツボ 7
ノミニナモドキ 4
ヌノメモツボ 1
ハナチグサガイ 52
ハッカクフタナシシャジクガイ 2
ヒメムシロガイ 5
ベニバイ 54
ボサツガイ 33
マダラチビカニモリガイ 15
ムギガイ 172
ムシボタル 19
個体数計 523


E-Mail: 三輪 茂雄 smiwa@wao.or.jp