リンク:日本臼類文化学会04石臼シンポジウム


 KBS京都ラジオで日本臼類文化学会の紹介

 平成14年5月13日午前7:15-7:30 KBS京都ラジオの笑福亭晃瓶(漫才師)のほっかほっかラジオのシリーズ番組『こんな学会知っていますか』に電話出演した。

 話題は「日本臼類文化学会って何ですか?」

晃瓶「いつごろ、どのようないきさつで設立されたのですか」

私「平成10年です。」

晃瓶「会員数は?」

私「固定会員が30位あとは出たとこ勝負」

晃瓶「臼類ってなんですか。初めて聞いたが」

私「京都では平成13年.9月9日(日)に京都のど真ん中、岡崎の京都市勧業館(ミヤコメッセ)でやりましたよ。京都の有名な豆腐屋の久在屋さん主催で」

晃瓶「ヘーそれは知なんだ。」

私「ほかに九州の湯布院(平成10)、富山の利賀村(平成11)、福井県白峰(平成12)、岐阜県大垣市(平成12)、京都(平成13)岐阜県飛騨(平成13)、京都網野(平成16)でも」

晃瓶「なるほど」

私「臼といっても普通はもちつき臼と粉挽き臼ですが、世界には何十とありますので、人類と並んで臼類というんです」

晃瓶「はー。ところでその辺にある臼はあたりまえと思うんですが、何時頃からあったんですか。」

私「どうも紀元前700年の今のトルコに近い場所で始って世界に広がったようですね」

晃瓶「ほーそんな昔からあったんですか。そしてシルクロードを通って来たんですか」

三輪「そうなんですよ。東西文明の交流の産物ですね」

晃瓶「ところで、今年は黄な粉が話題だったそうですが、なんで黄な粉なんですか」

三輪「今スーパーで売っている黄な粉が気にいらんのですよ」

晃瓶「どこが気に入らんのですか」

三輪「まず粉っぽいですね。本来もっと粗いものなんですよ。最近の毎日新聞(2003.4.27)に評論家の荒俣宏さんが粒の文化と粉の文化の対決という文を書いていましてね、「最中(もなか)に入っている餡こに粒餡と漉し餡があるが、漉し餡はとてもじゃない食えない。あれは粉食文化と粒食文化の対決だ」とありましたが、私は拍手喝采です。米とパンの違いですよ」

晃瓶「ほうー」

三輪「ところで今年の網野での石臼シンポジウムの題目は黄な粉でしたが、3つほどの会社が機械を持ち込んで、黄な粉の機械臼での実演をしました。」

晃瓶「どうでした?」

三輪「一つの会社は細かすぎてダメ。一つは手挽き、も一つがようやく合格でした」

晃瓶「近いうちにほんまもんの黄な粉が食べられるンですね。どうもありがとうございました。三輪先生が運営されているホームページにアクセスすればもっと詳しいことがわかります。検索は「石臼 三輪」で出てきます。

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