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2003年石臼ブーム到来か

 最近相次いで石臼復活を示す情報が寄せられた。それもかたや東京かたや大阪から同時にメールが来るとは摩訶不思議。これぞ石臼大明神のおぼしめしか?

1. 多摩美術大学工芸科の山本麻世さんは在学中も石臼をイメージした作品を作ったと情報をいただいていたが、今回は卒業作品展にもっと大きい作品を出す予定という。

 こんにちわ。お元気でしょうか。今回は高さ3m40cmの臼を作って見ました。積み上げた臼には技術工学的意味は全くありませんが、臼の持っている歴史、機能、意味などを人が感じてくれればと思って制作しました。人の手に触れて作用しているようで、全く作用しない作品ですが、そこを面白さ、強みとして、これから卒業展覧会に出展しようと思っています。卒業後は大学院に進学し、作品を作り続けていきます。[山本麻世)y-fanfan@ag.wakwak.com

作者は03石臼シンポジウムに出席予定である。直接話が聞ける。

展覧会は2003年3月21-23日(金-日)多摩美術大学八王子キャンパス内(電話0426-76-8611)

2. 大阪から

 乃村工芸社に事務局をおく日本コナモン協会(会長熊谷真菜さんhttp://www.mesh.ne.jp/osaka/mana/                      mail: mana@mte.biglobe.ne.jp)から日本の石臼を借りたいと言ってきた。話を聞くとまじめな話らしいからokし、2003年3月7日大阪での講演をひきうけた。私が石臼とのはじめての出会いだった記念品の信州臼をお貸しした。柄が失われているが、信州塩尻の目立て師が目を立てたものだ。

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