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イスラム過激派の仏像破壊

 朝日新聞2001.3.27.朝刊でうわさされていたアフガニスタンのパーミヤンにある石造大仏破壊の生々しい写真がでた。「神も仏もあるものか」と添え書きされていた。イスラム原理主義ゲリラ タリバーンの仕業という。高さ38メートル、五世紀前後の作というから、玄奘法師(三蔵法師)(西暦602-664)も見たに違いない仏教美術である。私が仏教徒であるからだけでなく、実は法師の足跡をたどって、それがアフガニスタンのカブール近くを通っていること。しかもカブールもヘラートも古くからブーミングサンドがある砂山が存在することが文献で知られていた場所であることから、新西遊記を考えついたことがある。これは『鳴き砂幻想』(ダイヤモンド社刊、1982)に書いたがその後の復刊では省略したのでここに示す。                        

玄奘(三蔵法師)の足跡

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