鳴き砂とは |
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鳴き砂研究史(含む古文書)要約 |
1. Edinburgh
Phll.J.[Jan]74-75(1830)"On a peculiar Noise heared at Nakuh,
on Mount Sinai."
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2. チャールズ ダーウイン『ビーグル号航海記』(岩波文庫、島地威雄訳1960)
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3. ロシアの博物学者Seetzen(1767-1811)はジェベルナクーのブーミングサンドにつき 次のように述べている。
「その音は、初めはアイオリアン・ハープの調べに似ており、次には中空の 独楽の音に変わり、最後には非常に高い音になって大地が鳴動する。ジェベルナクーのブーミングサンドにつき1823年 Ehrenberg教授が詳しい観察をした。
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4. Gray,M.H.:Nature,81,[2074]126-127(1909)
"Musical Sand in Chile" チリーのコピアポのこと。
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5. Bolton
,H.C.Julien,A.A.:Science,2,[43]713(1883)" Musical Sand"
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6. H.D.Thoreau(ソロー詩人で思想家)マンチェスター(U.S.A.Maine州)musical sand
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7. Miller,H.:"The Cruise of the Betsy" (1858) ミュージカルサンド発見の模様イギリス・スコットランドのヘブリジーズ諸島の Igg島,ヒュー・ミラーは、非凡な生い立ちであった(船乗のセカンドワイフの子、母はケルト族の中で有名な哲人であり予言者だったロスの曾孫娘)。
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8. 沙漠学者バグナルドのブーミングサンド体験「南エジプトで聞いた。二つの場所はいずれも突然夜に起こった。 震えるような低い音は非常に大きく、連れのものに、聞こえルかと裂けば (Bagnold,R.A.:"The
Physics of Blown Sands and Desert Dunes.")
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9. 南アフリカ・カラハリ沙漠やサハラ沙漠の報告。 Lewis,A.D.:South African Geog.J.,19,33-49(1938) Humphries,D.W.:Sedimentology,6,135-152(1966) 「砂の上を歩いても音はしないが、砂を叩くかすべらせると、水のように 流動しはじめる。そしてただちに唸りが生じ、非常に大きなボリュームの音を カザフ共和国の歌い砂(パユーシチイ ペソーク)研究
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10. Criswell,D.R.:Geol.Soc.Am.Bull.,463-473(1976) 月面科学研究所の研究:月の沙漠に鳴き砂があるという報告に関連し、アメリカなど 世界の鳴き砂要約。 |