鳴き砂の浜辺で異変
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統計的サンプリング器具と方法

 2m四方に何百個もあるのを全部拾って集めるのは手数がいるし,数えるのも大変です。
このような場合には,統計学のポアソン分布を利用したランダムサンプリング法が便利
です。
 一辺2mを20分割するので400区画ありますが、そのなかの10区画を正確に選んでその
総個数を求め40倍(400/10)すれば十分。面倒な計算をしてもほとんど変わりません。

 図1 10毎に印をつけた糸と柱(割箸で代用)で砂の上に2m四方を設定し、
 図2 サンプリング位置をこのように設定し、
 このような道具を砂に突っ込み、
 図4 このようにスコップですくいとり、
 図5 3mm目のふるいでペレットだけ分離する。
 ふるいは炊事用の漉器または園芸用ので十分である。

 上の表は全数数えた値とサンンプリングして1/10だけ数えた場合の比較ですが、
誤差は実際上問題ないことが分かまます。
 なお今回の調査方法は必ずしも一般的ではなさそう。島根の琴ケ浜では梱包用発泡
ポリスチロール破片が膨大に漂着していて,ふるいだけでは分離不可能。
これはおそるべきことで,今後もますます増加する傾向にあるという。
日本列島の鳴き砂の浜辺は、21世紀にはレジンペレットと発泡ポリスチロールの浜辺に
なるというのが冗談ではなくなるのでしょうか。 

海をゴミ捨て場にして栄えた文明の後始末をぼつぼつ考える時のようです。 戻る