淡路花博-ジャパンフローラ2000

 「人と自然が仲良くなれる花と緑一杯のランドスケープのなかで、美しい海を眺めながら夢を語りあいましょう。」の美辞麗句に釣られて、人並みに観光バスで淡路花博-ジャパンフローラ2000に行ってみた。7月27日幸いうす曇りで、強い日照りもよわく、それでいて雨は降らず最高の日和だった。悪口専門の批評だが、ただ美しい花がならんでいるだけ。いうなれば花屋のでかいやつ。それにせよ、よくぞすべて咲いている状態を保っているとその労力に驚きと、その裏舞台の 花残酷物語が見え見え。とりわけ草むらに微小な野草(雑草)の花がないのは不自然だ。

 一番奥にあった貝の浜と百段苑が一番印象に残った。100万個の同じサイズのナデシコガイをキチントしきつめた段々に水がながれている。スゴイ。日本で絶滅に瀕している貝類のお墓(供養碑)だ。私は約15万個だが微小貝を顕微鏡下で拾い集めて分類したことがある。大きなナデシコガイ100万個と15万個の1ミリそこそこの微小貝分類とどちらがシンドイか。負けないぞと心のなかでつぶやいてみた。

戻る