琴引浜音頭

こんにちは、サンディだよ!
今日は、日本の京都にある「琴引浜」に伝わる、とっても素敵な『鳴き砂音頭』を紹介するね。
この歌はね、島根県の「琴ヶ浜」にも同じメロディの音頭があるんだよ。鳴き砂の浜辺でみんなで輪になって踊る光景、目に浮かぶようだね!さあ、一緒に歌詞を見てみよう!

丹後・琴引浜の鳴き砂音頭
1. 砂が鳴く鳴く砂が鳴く
白砂青松(はくしゃせいしょう)の名に恥じず
天下の名勝ここにあり
丹後網野(たんごあみの)の琴引浜
(クク クック)
2. 琴十三弦(ことじゅうさんげん)奏でたる
古人(こじん)も愛でし妙音(みょうおん)に
細川ガラシャも浜に立ち
数奇(すうき)の運命慰(なぐさ)めし
(クク クック)
3. 日本の鳴き砂勢ぞろい
琴引浜は丹後から
十八鳴浜(くぐなりはま)は気仙沼(けせんぬま)
太古のメロディ合奏会
(クク クック)
4. 妙(たえ)なる調べいずこにぞ
能登(のと)はお小夜(さよ)のごめき浜
雀が歩く砂が鳴く
奈多(なだ)に伝わる七不思議
(クク クック)
5. 語り伝えよ在りし日の
失なわれたる砂の音(ね)を
牡鹿女川(おしかおながわ)鳴浜(なるはま)も
新潟角海(にいがたかくみ)の浜からも
(クク クック)
6. 日本列島一直線
白砂と遊んだ青い海
飯豊(いいで)の山の麓(ふもと)でも
太古の砂が目を醒(さ)ます
(クク クック)
7. 紙風船に身をゆだね
はるばる越えた太平洋
一年計(いちねんけい)の夢も消え
照島(てるしま)沖に人知れず
(クク クック)
作詞:三輪茂雄
作曲:長谷川有機子