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その他の100選の詳しい情報は環境省のHP参照http://www.env.go.jp/air/life/oto/list.html
鳴き砂が環境庁によって音環境を保全する上で特に意義あるものとして 「残したい日本の音100選」に選定された(1996年6月5日「環境の日」付)。 応募した738件から京都府網野町の琴引浜と島根県仁摩町の琴ケ浜が選ばれた。 認定書は7月1日に各自治体に正式交付された。それぞれの自治体では、ようやく実った 保護運動の成果だと拍手している。
古池に飛び込む蛙の音、のように静寂の中でこそ意義があるこの種の音に耳を傾けるのは 日本人独特の感性だという。
下記は一緒に選ばれた音の一部
1. 水琴窟(群馬県吉井町水琴亭,岐阜県美濃市)
水琴窟は手洗鉢などから流れ出した水が地中に埋めた瓶の中で反響し琴の音色に 似た美しい音が出る。
2. 小鹿田皿山の唐臼(大分県日田市)
小鹿田焼の陶土をつく音
3. オホーツク海の流氷(北海道沿岸)
北の冬を象徴する音風景
4. 風の松原(秋田県能代市)
松籟。松原を吹き抜ける風の音
5. 山寺の蝉(山形県山形市)
芭蕉の句「閑さや岩に染みいる蝉の声」の舞台。
6. 太平山あじさい坂の雨蛙(栃木市)
約1000段の石段参道沿いに紫陽花が咲くころ雨蛙の鳴き声が響く。
7. 上野のお山の時の鐘(東京都台東区)
「花の雲、鐘は上野か浅草か」と詠まれた上野寛永寺の時の鐘
8. 善光寺の鐘(長野市)
善光寺の鐘を聞いた杏はよく実る。
9. 三井の晩鐘(滋賀県大津市)
近江八景
10.京の竹林(京都市)
嵯峨野の竹林が風にそよぐ音
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E-Mail: 三輪 茂雄 miwa_shigeo@nifty.com