心棒には大きな力がかかるから、完全な金具を固く取り付ける必要がある。下記は一例であるが、心棒金具は有り合わせのものでなく、鍛冶屋で作ってもらう必要がある。現存の古い石臼は大部分が錆びついたり、ボルト、ナットを利用したり、ひどいものは木製のものがあるが、不可である。 上下調整端は絶対必要である。支持木も完全にとりつける。上下調整端で上臼がわずか浮くように調整する。このことにより石臼面が互いにこすれあって石の粉が入らない。 心受金具は上臼に固く接着する。最近はよい接着剤があるので利用する。