粉体工学の源流

 粉体という用語をはじめて使ったのは寺田寅彦先生だった。このことは東工大の大山義年先生から直接聞いた。

大山義年先生は寺田先生からいただいたハガキがあると見せていただき、それを借りてコピーし原物はお返しした。粉体と工業誌にニュースとして掲載した。

同志社大学工学部にわが国で初めて粉体工学研究室が設置されたのは、1966年だった。