籾摺用木摺臼

 完全な回転運動ではなく,半回転式。この道具は中国には文献にない。石臼の歴史の流れの中では,日本の発明である可能性が強い。籾摺のほか粟や黍の皮剥き専用である。穀粒をやさしく扱うので,土臼がでた後も自家用にはこれを使ったらしい。沖縄ではメービキウーシと呼ぶ。

 

米沢市内蕎麦屋小太郎にて) 山形・二井宿にあったもの(

沖縄県立博物館「メービキウーシ」切ってのデザインにもなったが,上図のように両方から引くのが普通。これでは引きにくかろう。

山形県西置賜郡飯豊町に伝わる子供のあそび「ズイコ ムイコ」

             子供たちはこうして遊びのなかで,労働を習った。

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