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三途の河原物語
仏教の教えによると、三途の河原では鬼が河原の砂粒を数えさせるといいます。
ここで数える要領を学んでおくのもいかが。
顕微鏡で細かい高温石英や有孔虫を探すとき、漠然と視野全体を眺めていても無駄です。ほとんど見つかりません。
三途の河原に出た気持ちで、まず砂粒を黒い紙の上に一列縦隊に並べて1粒ずつ観察して下さい。
一列縦隊に並べる方法は紙をふたつ折りにします。その折り目を利用します。
ピンセットは先が太すぎますし、貝や有孔虫を壊します。
爪楊枝(つまようじ)の先をカッターで尖らして、それに水をつけて使います。これはスゴイ修養になることですが、この行をこなしておけば三途の河原の単位は終了ですから、鬼の前はフリーパスです。
この2002年10月20日網野町でオープンした琴引浜鳴き砂文化館では砂と最新型の顕微鏡が準備していますので、お試し下さい。