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IT革命参考書

 横山三四郎著『ネット敗戦-IT革命と日本凋落の真実』 (kkベストセラーズ社刊) 1400円

 いまやグローバル市場だから物事は日本だけでなく世界と比較して考えなければならない時代。この本は経済人必読の書である。日米経済戦争で第二の敗戦を避けられるかを問うている。アメリカは決してフェヤーではない。次なる敵は日本であると。日本もようやく99年度パソコン1000万台を越え、カラーテレビの975万台を越えたが、アメリカで人口の43%以上がパソコンを中心に利用している。日本の社会全体の情報化の遅れが経済での競争力を殺ぐのが怖いと。 しかしどうも日本は勝ちそうだと。

糸瀬 茂著『パッと頭に入る  IT 革命』(実業の日本社刊)1500円

 こちらは図解入りだが、図なしでも十分理解出来る内容だ。IT独特の語彙の解説がいい。携帯電話の Iモードがいかなる意味をもつかまで確かにパッとわかる。60分でというのは商売用過大広告だが。これから没落する業種と勝組はどこ?はっきりわかる。すくなくとも本屋と銀行の店舗とデパートはなくなる。コア・コンピータンス,フアブレス,BPRというようなIT 革命用語がかけめぐるじだいだが、これらの言葉が分からないようでは方は、必読書。さもないと没落する。

竹中平蔵,船橋洋一著『IT革命』(朝日新聞社,2000)

 2000.10.1.NHKでビル ゲイツの講演が放送されたとき、この本を読んでいた。21世紀への挑戦を淡々と語っていた。なぜITが革命か?仕事と職場と家庭のスタイルが根こそぎ新しくするから革命なんだ。

 著者は慶応大学教授で政府のIT戦略会議メンバーで小渕首相のころ首相に提言し、その没後  森首相に政策提言をした人物。

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